手帳

何でもかんでも買えばいいってもんじゃないよね

『カウボーイドリップ』

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前口上

最近思いついた、とてもシンプルなコーヒーの淹れ方をご紹介します。コーヒードリッパーやコーヒーサーバーを省略するのでアウトドアでも荷物にならず、お湯を注いだら放ったらかしとくだけとテクニックも何もないので誰でも簡単です。ぜひ試してみてね!

(同じような抽出原理のフィルターをベアポンドエスプレッソさんがcoffeedustPOKE として過去に商品化していますが、coffeedust POKEで海コーヒー、旅コーヒー: 東京カフェデイズそれを紙フィルターでやったらだいたいこんな感じ、というだけです。)
用意するものは以下の4つ。

  1. コーヒーを注ぐカップ。あまりにもでっかいマグだと、お湯を注いだらフィルターが取り出しにくくなるかも。
  2. コーヒー豆を挽いたもの。粗挽きの方がおいしくできる気がしますが、そこはお好みで。中挽きのコーヒー粉で濃くしたくなければ抽出時間を短くするなど、工夫してみて。
  3. ハリオやコーノなどのコーヒーペーパーフィルター「1〜4人用」1〜2人用ではないことにご注意。小さいフィルターだと取り出しにくいと僕は思うけど。
  4. お湯。アルコールストーブ等で沸かすも良し、サーモスの保温ポットにお湯を入れておくも良し、台所のやかんで沸かすも良し。

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やり方。

  1. ハリオ やコーノ式などの、1〜4人分対応のペーパーをカップに乗せる。
  2. ペーパーの中にミルで挽いたコーヒーの粉を入れる。
  3. そこに沸かした熱湯を注ぐ。ここでかなり湯を含んだペーパーがマグの中に引きずり込まれるので注意。熱湯過ぎるとコーヒーがエグくなると思ったら、自分を信じて好きにして。あと、フレッシュなコーヒー粉だともちろんお湯をさしてすぐ膨らんでくるので、うまいことやってね。
  4. 『4分程度』したら、ペーパーを引き上げて廃棄する。長くお湯に浸しておけば濃くなってくるし、短く浸したら淡い味になるよ。あと山でこれやる時にそこらへんに出し殻を捨てたらきっとスズメバチに追いかけられたり山猿の集団に石を投げられたり熊に殴られたりするかもだし、そもそもヒトとしてかなりカッコ悪いから、ちゃんと自分のゴミ袋に入れて家まで持ち帰ってね。
  5. コーヒーのできあがり。楽しんで!

 

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TIPS

繰り返しますが、ペーパーは一人分でも1〜2人用ではなく1〜4人用の、大きいものを使用したほうがいいです。ペーパーから粉がこぼれたり、湯を含んだペーパーがマグの中に沈んで引きずり上げにくくなります。また、コーヒー粉に結構お湯を持っていかれるので、沸かすお湯の準備はほんのちょっと気持ち多めでもいいかも。カリタやメリタの台形フィルターペーパーは筆者は試したことがないんですが、要領はだいたい同じではないかな。要は『大きめの1〜4人用フィルターでお湯を注いだときでも取り出しやすそうなやつで』であります。

つーかさ、こんなんさ、ほかの人はもうやってんのかもですネ。テレビアニメ『カウボーイビバップ』は名作なので退屈なとき是非観てください、それの劇場版はおすすめしないけど。

 

ライセンス

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